𠮷原を遊里文化のメインカルチャーとすると岡場所はサブカルチャー、本書は風俗や流行りで江戸市民に影響を及ぼした岡場所を述べたもの、著者は渡辺憲司、立教大学名誉教授、 岡場所とは 岡場所の意味,公界の苦界、女郎、岡場所の定着… 続きを読む 江戸の岡場所
投稿者: yasu22@xg7
竹取工学物語
本書は竹取物語を工学の視点から解明した結果を紹介するもの、著者は佐藤太裕、北海道大学大学院博士後期課程修了、現在は北海道大学大学院工学研究院副研究院長・教授、 竹取の翁は優れたエンジニアだった 竹取物語はフィクション、か… 続きを読む 竹取工学物語
百姓・町人・芸人の明治革命
本書は明治の庶民の自由民権像を追求したもの、著者は津田正夫、京都大学卒業、NHK入局、アナンサー・ディレクター・プロデューサーとして主に報道番組の制作・開発に携わる、2002~12年立命館大学教授、 板垣死すとも自由は死… 続きを読む 百姓・町人・芸人の明治革命
[東京文学散歩」を歩く
本書は野田宇太郎の決定版「新東京文学散歩」の七コースを基に改変を加えたもの、著者は藤井淑禎、立教大学大学院博士課程単位取得退学立教大学名誉教授、専門は近現代日本文学・文化、 浅草から向島へ 今回のコース、柳橋、足で歩く近… 続きを読む [東京文学散歩」を歩く
風・水・土
いま、農業界には新たな概念が求められている、それが「風㊌土」の三つに分け小さな単位ごとに自立した農空間をデザインすることであり、本書が追求するもの、著者は田村雄一、愛媛大学卒業、1996年父親の跡を継ぎ就農、さかわオーガ… 続きを読む 風・水・土
異国の夢二
本書は1920~30年代という帝国主義の再編と植民地の独立運動に変容を持ち始めた時期の夢二の外国旅行を取り上げ、異文化との出会いで何を創り、問題点を見出し、感じ取ったかを明らかにした、著者はひろたまさき、京都大学大学院博… 続きを読む 異国の夢二
天神さんが晴れなら
本書は京都に暮らす気鋭の歴史時代作家物語、著者は澤田瞳子、同志社大学大学院博士前期課程修了、2011年デビュー「孤鷹の天」で中山義秀文学賞、21年「星落ちて、なお」で直木賞、 京都に暮らす 天神さんが晴れなら、京都に暮ら… 続きを読む 天神さんが晴れなら
吉野源三郎の生涯
本書は岩波書店「世界」の編集長であった吉野源三郎の生涯をまとめたもの、著者は岩倉博、福島大学卒業、労働組合の活動に従事、東京労連事務局長・東京地評書記を経て「でくのぺん」を執筆刊行中、 戦前編 戦争に抗して 「ヨブ記」 … 続きを読む 吉野源三郎の生涯
「ウマイ」
本書はシベリヤ狩猟民文化の生命観と山の主・ウマイ母神を考察したもの、著者は荻原愼子、上智大学・東京大学大学院博士課程単位取得退学、現在は千葉大学名誉教授、 1生命の民族史 シベリア諸民族の生命観 生きているということにつ… 続きを読む 「ウマイ」
J・S・ミル
JSミルは多様なテーマに関心をもった思想家、本書は中軸となる道徳と政治を評伝の形式で取り上げる、著者は関口正司、東京都立大学社会科学研究科博士課程単位取得退学、現在は九州大学名誉教授 ミルの生誕から少年時代 1幼年期のミ… 続きを読む J・S・ミル