レビュー・知られざる朝鮮戦争

ロスでインタビューした退役日系米将兵の証言と手記を基に描いた日系人米軍将兵の体験した朝鮮戦争史、著者は前川恵司、慶應義塾大学卒、在京新聞社入社、2001年退職、フリー報道写真家として70年代初頭の若者群像をテーマに発表、著書「韓国・朝鮮人・在日を描く」他

概要

開戦、2週間のピクニックの敗北、お前はジャップ・慟哭の夏、朝鮮半島に残った資産・灰燼に帰す、逃避行で気づいた星空、釜山橋頭保防衛・砲兵の墓場、黒地の絵・セントルイスブルースの朝、仁川上陸・中共軍参戦、陸軍情報部言語学校、中央アジアからの旅路の記録、田舎の村の虐殺・階層逆転、GIカットの脱走兵の幸運、戦場のターキーと母からの腕時計、インディアンの笞刑場・雪上の大血戦、紅模様のリンゴの味・平壌撤退、厳冬のソウル争奪戦とジャンの行方、父母の国の現実・鉄の三角地帯、現人神に伝えた言葉・原爆、山岳戦、帰米2世のうしろめたさ、母の誇り・ボーイスカウト隊での恥辱、幼な妻の死・さよならトラオ、なぜ俺でなく・血染めの38度線、墓標照らす戦功・ともに帰還する友、母の千人針・弾雨ピアノ協奏曲のごとく、捕囚・名誉勲章、誰のための戦争・敵兵守る医師、捕虜殺しの彪・死亡率38%の残酷、西部劇の町からきた分隊長の責務、若者は死に・生き残れたのは、疑惑の解放・シャイな戦士の孤独、休戦、日本語が武器・二つの姿、傲慢な反日大統領の履歴書、ツナ缶の人工島・武士道を育む、密偵たちの情報戦・韓国軍を監視せよ、老境で慰安婦像と闘う、合衆国・米国で暮らす韓国民の頸木、臨津閣に吹く風、

感想

想定外の開戦と釜山、仁川上陸で鉄の三角地帯へ、予期せぬ中国軍参入、山岳戦で人海戦術に遭う、捕囚と住民虐殺、38度線、金日成は戦争を知らない、北韓の階層逆転、死亡率38%、差別と日本語という武器に注目、人海戦術を破る、人権の感覚無し、

まとめ

開戦、仁川上陸・中共軍参戦、山岳戦、捕囚・名誉勲章、休戦を考察、冷戦のきっかけとなった戦争、分断国家の固定化、兵士の体験を語る、

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