エコラベル,サケと放流、放流と環境認証、スチュワードシップとマネージメント、放流が抱える問題点、著者は森田健太郎、東京大学大気海洋研究所教授、専門は魚類生態学、北海道大学大学院水産科学研究科博士課程修了、編著「人間活動と生態系」他
概要
1サケマスの暮らし、1サケとマスの種類、2サケ、マス、サーモン呼称問題、3サケ科魚類の生活史、産卵、川での暮らし、さまざまなタイプ、海での暮らし、母川回帰、年齢と繁殖回数、4回遊多型―海へ行くべきか、行かざるべきか、川で十分に成長できたから生活史連続体説、2人間活動による環境改変、1ダムによる海川森回廊の分断、ダム遡上障害による種多様性の低下、生活史の変化、魚道という希望、2川の横の繋がりの分断、氾濫原と網状流路、氾濫原に依存する絶滅危惧種、3劣化する河川生態系、放流に頼る理由、3もてはやされる放流、1生き物を放流する社会、種苗放流、2サケ人工ふ化放流の光と影、20世紀後半のサケ増加要因、沖合漁業の先取り効果、サケ=放流というイメージの形成、3イベント化する放流、ヒルボーン氏の論文、大人に都合の良い生き物、観光地化したふ化場で、4放流の何が問題なのか、1放流の効果をどう評価するか、プラスとマイナスの効果、野生魚との置き換わり―環境収容力、2遺伝的攪乱、サケの移殖放流、非意図的な移殖、取り返しのつかない渓流魚の自然分布、地域への適応、ふ化事業の陰で生きながらえてきた野生サケ、3ふ化場へ適応する現代のサケ、ふ化場が進化、適応度の低下、トロイの遺伝子仮設、サムライサーモン4病気や寄生虫の伝播、養殖の落とし穴、多くの問題が絡み合うアユの放流、5放流効果を調べた事例、生物群集にも影響、生態系ベース管理、テムズ川の教訓、5魚とどう付き合うか、1放流から脱却すべきか、2目的に応じた責任ある放流、水産業のための放流、現代にこそ必要な種川制度と漁業管理、生物保全目的なら・放流ではなく生息環境の再生、生物保全が目的ではない・情操教育としての放流イベント、3カムバックサーモン運動からワイルドサーモンプロジェクトへ、昭和のカムバックサーモン運動、ワイルドサーモンプロジェクトの始動、順応的管理、ジレンマは終わらない、4生き様を守る、
感想
放流の問題を放置してはならない、先人から受け継いだ生物多様性は、私たちの世代で絶やすわけにはいかない、市民活動に展開、
まとめ
1サケマスの暮らし、2人間活動による環境改変、3もてはやされる放流、4放流の何が問題なのか、5魚とどう付き合うべきか、を考察、人工ふ化が行われる川は、魚柵が設置され、産卵場までたどり着けない姿、問題点を明らかにした、