レビュー・お土産の文化人類学

日本人と菓子土産の関係を文化人類学的の視座から明らかにする、著者は鈴木美香子、名古屋大学大学院人文学研究科博士課程修了、専攻は文化人類学、名古屋市立大学大学院人間文化研究所研究員、

概要

1問題の所在と本書の目的、1旅と土産品、巡礼の旅と土産品、土産品と真正性、真正性を担保するもの―菓子土産と地域性をめぐるものがたり、本書の目的、2本書における用語・資料について、土産、ものがたり、名物・名産・銘菓・名菓・特産品、2新しいタイプの菓子土産の登場、1菓子土産の歴史(第一世代1950年代に誕生)明治維新と戦後、2度生まれかわった静岡名物「安倍川餅」、伊勢名物「福餅」-茶屋で提供する餅菓子と折箱入りの菓子土産、名物の吉備団子・名産の桃と桃太郎伝説が結びついた岡山名物「きびだんご」、京都を代表する菓子土産となった「八ッ橋」、国鉄駅構内の立ち売り・新幹線開通で有名に―名古屋名物「ういろう」、洋菓子土産の先駆け・鎌倉名物「鳩サブレ―」、宮島名物か1ら広島名物になった「もみじ饅頭」、2菓子土産の歴史・第二世代とくさんひんかしみやげ(1960~1970年代に誕生)、浜松らしい菓子土産を目指した「うなぎパイ」、福岡名物「ひよ子」と東京名物愛知県「ひよ子」、八ッ橋から生まれた新京都土産「生八ッ橋」、3新しいタイプの菓子土産―白い恋人と萩の月の登場(第三世代1970年代後半に誕生)と菓子製造機械メーカー、北海道を代表する菓子土産となった白い恋人、国内線機内茶菓子から土産となった「仙台銘菓・萩の月」、新しいタイプの菓子土産と菓子製造機械メーカー、4新しいタイプの菓子土産の後継、新東京菓子土産となった「東京ばな奈見ぃつけたっ」福岡を代表する菓子土産となった和洋菓子「博多通りもん」、5菓子土産の増加とその背景-菓子製造機械の進化とノウハウの蓄積、3地域づくりから生まれる特産品菓子土産、1特産品菓子土産が生まれた経緯、地域主義の台頭、国の支援策と地域の特産品活用の動き、2地域の特産品を活かした特産品菓子土産の現状、読谷村特産「紅イモ」を活用した「紅いもタルト」-変わり続ける産地と品種、愛知県岡崎市藤川町の特産品「むらさき麦」を活用した「特産品菓子土産」、三重県菰野町特産品「マコモ」を活用した特産日菓子土産、愛知県額田郡幸田町の特産品「筆柿」を活用した「特産品菓子土産」、3発見・発掘される新たな地域性、国の地域活性化促進と新たな地域資源としての特産品、特産品菓子土産の生産と流通に関与する主体、国の支援事業としての特産品菓子土産の生産と特徴、新たに獲得した地域性と真正性、4より本物らしさが求められる菓子土産、1新しいタイプの菓子土産と特産品菓子土産における地域性の比較、地名表記、名所・風景・行事に関する地域イメージの利用、方言の利用、神話・昔話、地域イメージ、地域の偉人、県花・県鳥など県のモチーフの活用、お墨付きの活用、郷土食の名称やイメージの援用、地域の原材料使用、菓子土産の生産地と販売地、新しいタイプの菓子土産と特産品土産-異なる地域性の要素、2新しいタイプの菓子土産と特産品菓子土産における菓子土産が成立する前提条件の比較、菓子の種類―誰にでも好まれる菓子土産、菓子土産と個包装、新しいタイプの菓子土産と特産品菓子土産-成立要件の違い、3聖/俗をめぐる構造分析における菓子土産、日常と非日常空間を往来する聖杯と有形の証としての菓子土産、旅の証としての分配しやすい菓子土産、返礼しやすい贈り物としての菓子土産、菓子土産と聖/俗の構造分析、4菓子土産と真正性、旅行と菓子土産の真正性、菓子土産の地域性と真正性、にわかづくりの真正性により獲得した新たな地域性、求められる真正な地域性、終)日本人の旅行と菓子土産、1菓子土産の地域性、真正性、2菓子土産を追い求めて、

感想

昨年暮れに福岡旅行、旅の終わりは空港での菓子土産探し、福岡に行った、その証を菓子土産に求め、博多とうりもん購入したことがある、

まとめ

1問題の所在と本書の目的、2新しいタイプの菓子土産の登場、3地域づくりから生まれる特産品菓子土産、4より本物らしさが求められる菓子土産、終)日本人の旅行と菓子土産を考察、旅先での菓子土産を探す習慣を追求、

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