レビュー・米と小麦の戦後史

NHK特集「食卓のかげの星条旗ー米と小麦の戦後史」の書籍化、日本の米がアメリカの小麦に追いつめられるプロセスとメカニズムを追求、著者は高嶋光雪、京都大学経済学部卒業、NHK入局、農林水産番組部を経て名古屋放送局長、

概要

日本人の胃袋を変えた男たち、美智子妃お手植えのバラ(ポートランドで)、小麦のキッシンジャーとキッチンカー、小麦が米を食う、赤坂のアメリカ小麦連合会、キッチンカーの謎、肥後路をゆくキッチンカー、ワシントンの意図、アメリカ農務省、野ざらしの余剰小麦、大統領特命の日本視察団、訪問国の全体的印象、PL480の成立、霞が関の思惑、首相特命の極秘プロジェクト、余剰農産物受け入れ交渉、東畑元農林次官の述懐、余剰農産物交渉のその後、日本市場開拓計画の立案、オレゴン小麦栽培者連盟、二通のマル秘報告書、報告1は農林省の事業、報告2はアメリカの事業、幻の小麦製品「アラー」(人造米)ーアラーの対日輸出について、農協には注意せよ、小麦キャンペーン始まる、大阪国際見本市の成功ー大成功、キッチンカーの出陣式、元厚生省課長の自賛、まずパン屋を育てよ学校給食の農村普及事業、ハンフリーも絶賛、ハードな販売作戦への転換、駐日代表の辞任、二代目代表のハード作戦、人脈をつくれ、テレビ番組も提供、日米の相互利益、粉食大合唱の中で勝利宣言、米を食べるとバカになる、総資本の選択、一億ブッシェルのダルマ、いまアメリカ小麦は、オレゴンのパイオニア農民、次は中国市場だ、バウム氏(小麦のキッシンジャー)との再会、食管の危機、それは小麦だけではなかった、小麦のキッシンジャーの死、アメリカ飼料穀物協会ーパンの次は肉だ、消費合理化促進事業の実施(目的は豚肉)、日本進出のきっかけは種豚の空輸作戦、受け皿団体を作った男たち、肉食仕掛人パンビーの登場、農政の大転換期、手探りの始動、海外事情―アメリカ農政の頭痛(飼料穀物の減産対策)その頃の小麦の陣営も大奮闘、安田理事長がパーティ(米小麦連合会バウム副会長・同日本支部支配人ハッチンソン夫妻らを招く)、まず飼料産業をを育てよ、次は「青い目の種鶏」導入作戦、お知らせ・ハイラインの夢をのせてアメリカへ―ハイラインサークル会員事業・ハイライン鶏を飼っていただく皆様へ、仕上げのPR,決め手は電車広告、アメリカ農務省の総力戦、アメリカ飼料穀物協会杯・争奪ゴルフ大会・飼料メーカー側が優勝、パンビー晴れの日・超満員のセミナー、ずらり並ぶ商魂・二千種の食品販売・きょうから米国農産物見本市、」日本人の食の変化のけんざいか、豚の空輸作戦から65年、

感想

戦後食料難に陥った日本、農産物過剰に悩むアメリカ、標的にされた日本、日本の食生活と生産者を強引に変えた戦後史である、日本の米負ける、過剰生産

まとめ

日本人の胃袋を変えた男たち、ワシントンの意図・余剰小麦を売り込め、霞が関の思惑・食料と外貨の一挙両得、日本市場開拓計画の立案、小麦キャンペーン始まる、ハードな販売作戦への転換、粉食大合唱の中での勝利宣言、補論・それは小麦だけではなかった(豚肉と鶏も)を考察、余剰農産物の日本市場開拓史、農家と国民は犠牲、

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