京都府立大学の教員であった2020年秋から退職後の2024年秋までに、主に若い世代に伝えるため書き下ろした京都の食の文化をまとめたもの、著者は佐藤洋一郎、ふじのくに地球環境史ミュウジアム館長、京都大学大学院農学研究科修士課程修了、著書「米の日本史」
概要
京の水、京の井戸水、御所に水を引く、お茶の歴史、出汁、麩の焼き、お茶と水、季節の食、お屠蘇、花びら餅、白味噌の雑煮、ユズリハ、節分、上賀茂神社の神饌、夏越し祓いと水無月、行者餅、祇園祭、安楽寺、カジノキ、ずいき祭り、亥の子餅、畑善のおせち、市場・商店街とお店、出町枡形商店街、下鴨中通リの店、曲がり角の錦市場、organic vege annex,振り売り、招猩庵、京おでん、和久傳、自然坊たなか、駅弁、ガストロノミーツーリズム、食旅、であいもん、精進料理、萬川、ヤマノイモ、和食は引き算、おかもち、京桝、京の菓子、小倉飴、豆菓子、あおい餅、幽霊子育飴、川端道喜、柏餅、水飴、甘酒、京の発酵食品、麩ー菱六、大徳寺納豆、白みそ、佐々木酒造、酢、納豆、漬物、菜の花漬け、米・豆・小麦、都から穀良都へ、旭という米の品種、丹後の赤米、祝ー酒米品種、大豆、豆腐屋、眞盛豆、丹波の豆文化、豆餅、麩、北嵯峨・歴史的風土特別保存地区、京の魚、佃煮、淡水魚、アユ、カツオ、鱧、寿司屋2件、鯖食文化、うづうの鯖姿寿司、鯖寿司・花折、宮津のなじみ、丹後のばら寿司、京野菜、祝大根、仏手柑、たけのこ、山椒、胡瓜、ウリ、鹿ヶ谷かぼちゃ、トウガラシ、上賀茂トマト、柿水尾の柚子、聖護院かぶ、賀茂ねぎ、京野菜を盛り立てた人々、石割さんの野菜作り、田鶴さんのすぐき、京の洋食・中華・コーヒー、珈琲文化、ice cafe 338,自家焙煎の喫茶店、洋食、卵サンドイッチ、豚肉文化、弌之舟入、さくらの東坡バーガー、卵、牛肉、京都と地域、鰻養殖、どこまでもオーソドックスに、静岡の京料理、静岡料理はなぜ生まれなかった、出汁、海老芋の産地、堀川ゴボウと「オデオ」ごぼう、富士酢と善徳寺酢、お茶とお菓子、和菓子と寒天、桜葉、柏餅の葉、塩瀬の饅頭、白小豆、ういろう、東西の蒲鉾家康の食再現、昆布、カブ、キッチンカー、食の哲学、料理はアート、分離融合の食文化研究、水田の営み、田植え、
感想
コロナ過の学生たちにかすかな光を届ける思いから食の記事発信、やがて大人たちの目に留まるようになり通信先が広がり、記事200号を機に書籍化したもの、江戸にはない美味しい京都の食文化が伝わる、
まとめ
京の水、季節の食。市場・商店街とお店、京の菓子、京の発酵食品、米・豆・小麦、京の魚、京の野菜、京の洋食・中華・コーヒー京都と地域、食の哲学を考察、各地から仕入れた食材を生かしながら組み合わせ、独特の食文化を作り上げた、水田の営みが和食の原点、