レビュー・空也と源信

平安時代の浄土教を代表する空也・源信に事績を再確認、著者は岡野浩二、駒澤大学大学院博士後期課程単位取得退学、國學院大學兼任講師、著書「平安時代の国家と寺院」他

概要

浄土宗中心史観と空也・源信、①聖人・空也、空也と文人貴族、空也の諸国遍歴、平安京の貧病者・囚人・異類、信者集団との造像図絵、道俗貴賤との大般若経書写、西光寺の創建、極楽往生の和歌、死者追善と閻魔王への牒状、空也の入滅、②空也のもたらした仏教世界、金鼓をうちならす空也、聖人と阿弥陀聖、六波羅蜜寺の仏事法会、天台別院と京中堂舎、鹿角の杖を握る阿弥陀聖、③学僧・源信、源信の出自、良源の比叡山中興、広学堅義と定心房四季講、「往生要集」の執筆、「往生要集」の特質、「往生要集」の遣宋、「因明論疏四相違略註釈」の遣宋、宋天台僧の源清への応答、「天台宗疑問27条」、④源信と官僧・遁世僧、慶慈保胤の出家、飯室安楽谷の念仏会、25三昧会の発願文、25三昧会の起請と過去帳、官僧としての厳久、「官僧」「遁世」を遍歴する源信、性空・増賀・千観の立場、遁世への憧憬、⑤極楽へ誘う迎講・来迎図・和讃、「一乗要結」、霊山院釈迦講、華台院の迎講と来迎図、覚超の修繕講・寛印の迎講、来迎図と和讃、法然・親鸞との相違、空也・源信と平安仏教の展開、

感想

源信は遁世を目指し、空也は極楽浄土を願う信者を増やしていった、後押しした口称念仏、迎講、来迎図・和讃といった新媒体の登場がある、

まとめ

浄土教中心史観と空也・源信、聖人空也、空也のもたらした仏教世界、学僧・源信、源信と官僧・遁世僧、極楽へ誘う迎講・来迎図・和讃、空也・源信と平安仏教の展開を考察、山中に籠った学僧・源信と、困窮者の救済から信者を増やしていった空也を公的仏事に組み込んだ平安仏教の特徴を表す、

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA