中国の食の歴史、食がすべての基本、最終的に辿り着くのは七つの宴である、著者はトーマス・デーヴィッド･デュボア、UCLAで博士シンガポールやオーストラリアで研究・教育に携わり北京師範大学教授、最初の成果が本書、
概要
肉と道徳について―周の八珍、古代の起源、文化と料理、肉と道徳、天に捧げる圷、五味、技術と料理、秩序と贅沢、周の八珍、シルクロードと公海ー中国に到来した新たな食、相次ぐ波、シルクロード、焼尾の宴、海路、コロンブス交換、辺境を食する、詐馬の宴満漢全席、結局中華料理とは、喜びの庭－中華帝国の高級料理、中国における後期の帝国、華やかな夢、モンゴルの侵略、食事療法、主役になった郷土料理、酒と詩吟、隨園食単、紅楼夢の宴、高級食材と海外の流行ー中国は世界を席巻する、食の天界、食卓の病人、外国の食品、工業化、革命は晩餐ではない、人生は宴である－活気ある90年代の食文化、ゼロ年、家庭の食事、味覚の変化、食の新天地、ビール、宴会、映画におけるイメージ、フランチャイズの流行－効率の代償、1999年のように、素晴らしき新世界、ショッピングレストラン、代替案、発泡スチロールの箱に詰められた世界、中国の味、需要に応じた宴、その先にあるもの、今後起こりそうなこと世界に誇る収穫、冷戦、テクノロジーの食堂、あの日をもう一度、
感想
歴史的中国料理の変遷を、宴や家庭に誘い再現する手法をもって辿る、シルクロードと公海・新たな食、明・清で高級中華料理の完成、ヨーロッパの出会いからグローバル化、90年代に入り恋人たちの食卓にみる心地よさ、そしてフランチャイズ・チェーン店化で没個性の現代へ導く、
まとめ
肉と道徳についてー周の八珍、シルクロードと公海ー中国に到来した新たな食、喜びの庭ー中華帝国の高級料理、高級食材と海外のの流行―中国は世界を席巻する、人生は宴であるー活気ある90年代の食文化、フランチャイズの流行ー効率の代償、その先にあるものを考察、没個性を辿る中国料理、デリバリーに魅了された中国人、