滅びゆく少数民族文化を遺産として記録し、残すというお役所的意味付けを超えた地点で、人々の表情や村のたたずまいが問いかけるものが重かった、著者は市川捷護、一橋大学卒業後日本ビクター入社、フリー、著書「回想・日本の放浪芸・小沢昭一さんと探索した日々」、2024逝去、市橋雄二、東京外国語大学卒業後日本ビクター入社、日本伝統文化振興財団理事長、CD[地球の音楽」、
概要
1雲南をめざす、少数民族の天地、芸能を巡る論争、新年、芦笙舞、創世神話と新築祝い、ティモクーの祭り、2怒江上流の渓谷を行く、独龍江をめざし、女性の顔面入れ墨、猟師ブルーチスの歌、二つの創世神話、自由市場と口琴、女装するシャーマン、病気治療の儀式、3大涼山からチベットの麓へ、シャーマン信仰、歌で祝う結婚式、トンパの暮らし、納西古楽の響き、ペー族のたいまつ祭、先祖供養の三日間、4ミャンマー国境の山岳地帯へ、民間歌手の伝統、仏教行事、太鼓と魔除けの踊り、女シャーマン、頓知のような歌垣、木鼓、創世神話、5西北イスラムの大地、河西回廊、白いモンゴル、羊飼いの女、絶品のしゃぶしゃぶ鍋、断食明けの儀式、豚御法度、ホアルを歌う女、厳しいイスラムの戒律、6モンゴルと狩猟民の末裔たち、千頭の羊、ナーダムのゲル、動物の踊り、早口言葉遊び、かっての支配民族、定住化政策、陽気なアリラン、7ミャンマー国境から海南島へ、小乗仏教の村、歌垣で結婚、創世神話、精霊を信じる村、リゾート開発の島、不思議な茶摘み歌、8貴州の山を分け入る、美しい刺繍、糸電話、古代の楽器・糸電話で愛の交換、銅太鼓、水車と清流、芦笙舞、道塞ぎ歌の歓迎、謎のポリフォニー、杉山に山歌が響く、黒覆面の男たち、差別されていた民族、9シルクロードの民、異文化への入口、放浪芸人の面影、中世の都カシュガル、たくましい楽士たち、タクラマカン砂漠の村、パミールの自然、貿易商人の暮らし、民族の絆、歌の祭典アイトウス、子守歌考、天山超え、民族移動の歴史、途絶えたシャーマンの伝統、中国のロシア人、10山の民と海の民、伝説の移動する民族、愛を伝え合う山歌、強い祖先崇拝、葬式に出会う、村は全員・同じ姓、歌自慢の山歌、張りぼての馬、即席の市、ベトナム国境の魚民、11チベット、そしてインド国境地帯へ、高山病の恐怖、チャンタン高原の遊牧民、洗練された仮面舞踊、ラサの大道芸人たち、聖地ラサの今、インド国境地帯へ、狩猟民の面影、少数民族の運命、立体曼荼羅の寺、五体投地の巡礼、異民族と戦った村、文化を結ぶ道、
感想
日本ビクターと中国民族音像出版社との日中合作プロジェクトで、村を訪ね、人に会い、豊かな芸能が息づいていたことを紹介している、
まとめ
1雲南をめざす、2怒江上流の渓谷を行く、3大涼山からチベットの麓へ、4ミャンマー国境の山岳地帯へ、5西北イスラムの大地、6モンゴルと狩猟民の末裔たち、7ミャンマー国境から海南島へ、8貴州の山を分け入る、9シルクロードの民、10山の民と海の民、11チベット、そしてインド国境地帯へを考察、1990年代の中国少数民族の村々を訪れ伝統芸能収録の日中合作プロジェクト、