レビュー・民度

転換期の日本民主主義、民度を通じて民主主義のいま、民主主義を機能させる、著者は善教将大、立命館大学大学院政策科学研究科博士課程後期課程修了、関西学院大学法学部政治学科教授、せんこうは政治行動論・政治意識論・意識調査方法論、著書「日本における政治への信頼と不信」他

概要

1政治的概念としての民度、1定義、国語辞典から生成AIまで、2どのように使われてきたか、記事のなかから、新聞記事、メディア3日本での起源―明治期から孕む政治性、植民地、人民開化の度と建白書、中国の国民程度、2誰が知っているのか、1認知度と使用経験、どのくらいの人が見聞きしているか、見聞きする頻度と使用経験、民度の判断基準、2社会的属性ごとの差異―性別・年齢・学歴、認知率、民度使用率の違い、社会的属性と民度の判断基準、3政治的態度との関係―関心・政党支持・イデオロギー、政治的態度政治的関心の強さとの明確な関係、使用率との関係、左翼的人々が政治的な意味で用いる、3何が左右するのか、1高低への影響を探る方法ー民度コンジョイント実験、コンジョイントとは、注意点、実験設計、2何が規定するのか、結果の解釈、2021調査の結果、再現性―2023調査の結果、3拒否政党地盤への判断、支持政党と拒否政党からの分析、党派性の測定、支持政党、拒否政党、4投票率は象徴か、1参加のコスト、年齢、負担を軽減する政治知識、合理的参加モデル、参加コストの重要性、2投票所問題ー削減・遠距離化と期限前の限界、距離、期日前投票所、臨時期日前投票所の効果、三ヶ月ルール、9割の投票難民の棄権、投票支援アプリ、3なぜ日本の投票率は低下したか、世代交替と選挙増加、日本特有の事情、縮小した投票率、選挙制度改革、5党派性と意思決定、1無党派層のなかの党派性、政党支持、準拠集団、情緒的結びつき、無党派層の増加、政治性、拒否政党、2否定的党派性の到来か、否定的党派性肯定か否定か、否定的アイデンティティ、公明・共産、3党派的選択の功罪―民主主義の進展と後退、安定性、投票参加促進、事実認識、日本での兆候、不明確化、6若年層は低いのか、1政治意識はかれいとともに増えるのか、政治知識、変わらない政治制度、測定の限界、わからない、2見た目で選ぶのか、非言語情報、見た目で判断、若年層を対象に実験、政策か笑顔か、手がかり、3選挙権年齢引き下げへの消極性、他国と比較、年齢引き下げに消極性、リスト実験、ホンネ、7問われた民度ー2024年兵庫県知事選、1知事選はなぜ行われたかー問題と疑惑、発覚から失職、オールドメディア斎藤県政に対する支持の回復、2政策投票となったか、争点投票、次世代への投資、政策位置、政策選好と投票選好、3感情的分極化と陰謀論の受容、感情的分極化、メディア全体、功と罪、誤認された政策位置、陰謀論受容、終)民度を問う意味ー分岐点の日本政治民度党派化、民度を問い知る必要性、意識の問題とすり替えない

感想

2026衆議院選挙は中道改革が弱体化、自民一強と多党化が進行、このあと政策選択の実現可能性を注目したい、西欧型多党化の時代にあるとみる、

まとめ

1民度と民主主義、2民度の使用頻度や判断基準の選択が政治的態度と密接な関わり、3コンジョイント実験・政治的属性が民度に対する判断を規定する、4投票参加コストの増加が投票難民を作る、5党派性が意思決定を左右する問題点、6若者は有権者として判断能力がある、7)2024知事選で多くのメディアはSNSの情報戦に傾注するあまり投票選択の可能性に注意を払っていない、を考察し民意を知る必要性を説く、

唐危険カツ初

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