著者は大林太良、東京大学経済学部卒業、ウイーン大学でDr,phil.取得、東京大学教授、東京女子大学教授s日本民族学会会長歴任、著書「東南アジア大陸諸民族の親族組識」、2001年死去、
概要
1口承文芸の起源と発達、社会的階層の成立と口承文芸にさまざまなジャンルの形成、地域の伝統、落日、2動物から宇宙までー世界観の諸段階、動物と人間、稲魂と死者、宇宙の起源と構造、3太陽の神話、月の神話、月神はウケモチノカミを殺した、太陽と王権、太陽と月の不和、月と農耕、4天父・地母のしんわ、両性具有の神様、夫の太陽、妻の中国月、精婚、5戦神の系譜、日本と印欧神話、日本古代の戦神、ユーラシア各地の戦神との比較、6人と仮面―仮面の儀礼的使用、分布と機能、仮面と母系制、太平洋の仮面の文化、仮面と権威、外被の観念・脱皮と羽衣、7太平洋の若者組と若者宿、日本の若者組、中国の擬制的兄弟・姉妹関係、東南アジア大陸部の戦士と出家、東南アジア島嶼部の若者組と娘組、メラネシアの男子結社、ミクロネシアのクラブ、ポリネシアの結社、オーストロネシア語族としての視点、8東アジアの成人式、ある社会とない社会、日本の成人式、中国からの冠礼の伝播、中国少数民族の成年式、見通しと課題、9東アジア稲作文化と正月儀礼、東アジアにおいて稲作文化の占める位置、正月行事に見られる諸概念、晴明の水、祝福―ホガイビト、幸は外から内へ、生命を与える食物ー里芋血液と生命ー石合戦、
感想
周囲の研究や全体テーマに研究を進め、後に日本との関わりを考える方法をとった、徐々に焦点を絞り、戦神・若者組・正月儀礼に迫る好著、
まとめ
1口承文芸の起源と発達、2動物から宇宙まで、3太陽の神話・月の神話、4天父・地母の神話、5戦神の系譜、6人と仮面、7太平洋の若者組と若者宿、8東アジアの成年式、9東アジア稲作文化と正月儀礼を考察、まず周囲の地域の研究、全体としての人類文化を対象とした研究を行い、その後で日本との関わりを考える行き方をとった、