レビュー・神楽

神楽の祖型が見えにくくなった、本書執筆の動機、著者は神崎宣武民俗学者、岡山県宇佐八幡神社宮司、著書「社をもたない神々」他、

概要

)里神楽の形態はさまざま、神楽の元は神座でのおこない、シャーマニズムの時空間、旧来の分類法、神楽における舞と能、神楽の演者系と演目系、1巫女系と覡系の神楽、1希少の巫女神楽、大田神社の巫女神楽、春日大社の社伝神楽、高知県下でのイチ、覡系神楽への移行、2備後地方での弓神楽、宅神祭に伝わった弓神楽、宅神祭での準備さまざま、神歌にあわせて弓を打つ、弓神楽の中核をなす土公祭文、3備中地方での座神楽、社家筋に伝わる神楽祈祷、個人の祈願を受けての座神楽、神楽祈祷の伝承、4神職だけで舞う壱岐神楽、明治初年に覡系神楽が衰退、四種の神楽次第、荒塩と榊葉と注連縄、仮面と採物、湯立と散米での祓い、2巫女系神楽と覡系神楽の混淆、1保呂羽山霜月神楽、近隣の神職と巫女が里宮に集まる、湯加持と湯払いの舞、御山信仰と巫女の託宣、巫女二人での剣舞、2隠岐の島前神楽、巫女と神楽社家、舞殿の設営、太神楽での前座七座、着面での式三番と岩屋、3鷲宮神社の催馬楽神楽、鎌倉期にさかのぼる歴史、本殿に向かい合っての神楽殿、12座の演目周縁の神楽への影響、3修験系神楽の伝承、1早池峰神楽、早池峰神社と神楽殿、演目を七分類、伝承への期待、2花祭り、花太夫と宮人による神事、竈の前での様々、榊鬼と反閇、3遠山の霜月祭、舞殿での竈と湯の上飾り、湯立を繰り返しての本祭、仮面疲労の舞様々、4太夫系神楽の多様な展開、1佐陀神皇能、七座に直面舞、三郡半の神職が集まっの神楽、式三馬と神能、2比婆荒神神楽、覡神楽の系譜を伝える荒神神楽、牛尾三千夫の調査記から、素面での神事のなかに猿田彦面、神懸りという神技、龍を以ての荒神送り、3備中神楽、玄人太夫による熟練芸、荒神神楽で表出する神事舞、備中神楽ならではの神能・吉備津、4土佐の神楽、いざなぎ流御祈祷、白装束を大事とする岩原神楽、構成が妙なる池川神楽、山地を象徴する本川神楽、5日向の銀鏡神楽、春神楽と冬神楽、七系統の神楽、銀鏡神楽の先祖返り、外神屋と𨕫立て、33番の神楽で夜が明ける、「ししとぎり」と「ししばまつり」、6伊勢太神楽、これぞ獅子舞の数々、観客をわかせる放下芸、檀那を去る巡る太神楽、

感想

神楽の祖型、里神楽から多様性を紐解いた神楽決定版、

まとめ

序)里神楽の形態はさまざま、巫女系と覡系の神楽、巫女系神楽と覡系神楽の混淆,修験系神楽の伝承、太夫系神楽の多様な展開を考察した神楽決定版、

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA