コロナ禍で隔離を余儀なくされた現代、昔の人は疫病とどう戦ってきたのかを紹介、著者は吉野りり花、早稲田大学文学部文学科日本文学専修卒業後出版社勤務を経てフリーランスライター、著書「日本まじない食図鑑・お守り食べ・縁起う」
概要
1コロナ禍とアマビエ和菓子の誕生、2日本人と疫病、3花を鎮めて疫病除けを祈る-大神神社・狭井神社の鎮花祭、4花を鎮めるやすらい祭と無病息災のあぶり餅―今宮神社のやすらい祭、5無病息災の食べるお守り―金沢―神明宮のあぶりもち神事、6五体をあらわす団子で無病息災―全国の厄除け団子、7わかめが万病の薬に―和布刈神社神事、8漬物が万病の妙薬に萱津神社の香の物祭、9しょうがで無病息災・風をひかないー二宮神社のしょうが祭、10薬草・朮で無病息災―八坂神社のをけら詣り・五条天神社の受けらの神事、11月が欠けるようにぜんそくが消える―赤山禅院のへちま加持、12病気を引き起こす虫とこんにゃくー四天王寺庚申堂の庚申こんにゃく、13笹酒でがん封じ―大安寺の笹酒祭、14大根・かぼちゃで中風除け―大根炊き・かぼちゃ封じ、15焼きみかんで中風除け―京のお火焚き、16唐辛子断ちで咳止め祈願―唐辛子地蔵、17眼病平癒や歯痛封じの祈り―こんにゃく閻魔・あめ薬師・鯖稲荷、18夏バテ・暑気あたり除けに―氷室の節句と氷のまじない、19いろいろな病除けー語呂合わせにも願を託して、
感想
コロナ禍とアマビエ和菓子、日本人と疫病の理解、4~19までは疫病退散の食物を紹介、
まとめ
令和の祈り・アマビエ和菓子誕生、昔の日本人の疫病理解と疫病退散するとされた食物を取り上げた、