レビュー・中華とは何か

中国の歴史を遊牧民の視点から捉えなおし、中華文明形成における遊牧民の果たした功績を明らかにした、著者は松下憲一、北海道大学大学院文学研究科博士東洋史学専攻修了、愛知学院大学文学部教授、著書「北魏胡族体制論」他、

概要

中国史にとっての遊牧民、中華文明の王朝交代、中華文明の存続、地理、生活スタイル、女性の地位の高さ、遊牧の起源、馬の家畜化、車の発明、インドヨーロッパ語族、騎乗、中国と牧畜、モンゴル高原、中華文明の成立と夷狄、1農耕境界地帯の形成、2王朝の誕生と夷狄、3周と夷狄、中華古典世界と夷狄、1春秋諸侯と夷狄2戦国七雄と夷狄,3秦と匈奴、中華と夷狄の対峙、匈奴国家の成立2前漢と匈奴、3新たな匈奴像、夷狄を内包する中華世界、1匈奴の臣従、2後漢と南匈奴、3北匈奴の動静、

感想

中華と夷狄の認識において、殷周は支配領域が四方・中心が中国、秦の領域は天下・長城の外が夷狄,匈奴と漢は対等・後匈奴分裂し臣従、烏垣と鮮卑は牽制下、北魏の胡漢融合は定着せず、隋唐の胡漢融合、遼・金・元・清は胡漢二元体制で征服王朝、

まとめ

中国史にとっての遊牧民、中華文明の成立と夷狄、中華古典世界と、中華と夷狄の対峙、夷狄を内包する中華世界、夷狄による中華の再生、新たな中華の誕生を考察、遊牧民から見た古代中国史を描写、

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