レビュー・東ティモール

国連行政下のデイリを歩いて、自由で民主的で貧しい、時間の断絶・空間の断絶、不在あるいは欠如のナショナリズム、カトリシズムと国民統合、ナショナルトーテムとしてのワニ、主権回復後のフィールドワークから考える、編著者は福武慎太郎、上智大学総合グローバル学部教授、2000年からインドネシア西ティモーでフィールドワーク・東ティールで調査、論文「略奪婚・ティモール南テトワン社会における暴力と和解に関する一考察」

概要

アジアの果ての新しい景色、1言語の複雑さが作り出す東ティモールらしさ・奥田若菜、2アジアの果ての島に生きる―東ティモールの農と人々の暮らし・阿部健一、コラム①パオンとカフェを訪ねて・福武慎太郎、3国境の新しい景色―インドネシア領西ティモールから見たオエクシ国境地帯の暮らしの変化・森田良成、復興する文化創造される文化、4青年の十字架に見る東ティモール社会―ルリックとカトリック・上田達、5精霊崇拝から見る死者と生者の関わりーオエクシ県のある家族と女性の死を事例に・麻場美利亜、コラム②ドルとスイギュウー独立後に高まった貨幣経済と伝統経済・福武慎太郎、法の中の結婚・文化のなかの結婚・宮澤哲、教育と開発の現場から、7言語は誰のものか―教授言語方針のゆらぎに見る東ティモール的特質・須藤玲、コラム③バハサを話せます・上田達、8復興支援を目指す聖イグナチオ学院ー東ティモールにおけるカトリック学校型教育モデル・浦善孝、9希望は若者たちー2023年5月20日・東ティモール主権回復21周年記念におこなわれた講演記録・伊藤淳子、10国づくりと人づくり エゴ・レモスの挑戦・阿部健一、歴史のなかのネイションと政治、11現代東ティモールのナショナリズムと国家制度の運用、コラム④女性のエンパワメントとジェンダー秩序の変容・井上浩子、12 二つの植民地経験と二つのナショナリズム・上砂考廣、13友人の物語から東ティモールを見る・宮澤なおり、14ティモール・レステの真の解放に向けて―独立回復後の20年の国家建設を評価する・マリアノ・フェレイラ、15東ティモールコミュニティー形成史試論・土屋喜生、独立後の暮らしと社会を伝える、

感想

ポルトガルとインドネシアから主権を回復・国連管理に反発、ワニと少年に起源をもつ伝統文化の復活と創造される文化、自然で平等で貧しい国、主権と統合の文化を考える、

まとめ

アジアの果ての新しい景色、復興する文化・創造される文化、教育と開発の現場から、歴史のなかのネイションと政治を考察、自然・平等・貧しい・インドネシアとは違う民主国家・東ティモールの独立後の姿を描く、

 

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