レビュー・法の世界へ

人生において書物との出会いは重要、本書は法学部以外の学部で教養科目として法学テキストとして書かれたもの、大学生が日常経験する出来事を追って構成、著者は池田真郎、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、慶応義塾大学名誉教授、野川忍、東京大学大学院博士課程単位取得、明治大学大学院法務研究科教授、犬伏由子、大阪大学大学院博士課程前期修了、慶応義塾大学名誉教授、大塚英明、早稲田大学大学院博士課程修了、早稲田大学法学学術院教授、長谷部由起子、東京大学法学部卒業、学習院大学大学院法務研究科教授、

概略

日常生活と契約、1契約で結ぶ人間関係、法的なつながり、民法、契約と債権、契約成立、契約自由、2自由で健全な意思が結ぶ契約関係、未成年者、意思表示、行為能力、制限行為能力者、問題、瑕疵、代理、拘束力、債務不履行、3買うか借りるか―こんな契約・あんな契約、民法の典型契約、双務契約、担保責任、賃貸借契約、請負と委任、サブスクリプション、4不動産取引と住まいの法律知識、物件法定主義、物件の移転、二重譲渡、宅建法、区分所有、5お金の取引、キャッシュカード、クレジットカード、購入契約、保証契約、保証債務、連帯保証、身元保証、日常生活とアクシデント、1交通事故、とりあえずの対応、不法行為、成立要件、不法行為・その他の規定、自賠責、2医療事故、民事責任、説明義務、インフォームドコンセント、3欠陥商品による被害、責任追及、製造物責任法、企業、4悪徳商法による被害、契約の拘束力、消費者保護、クーリング・オフ、マルチ商法、雇用社会のルール、1労働法との出会い、無知から脱出、雇用契約、憲法、雇用社会、2企業社会のとのつきあい方、守られ方、労働法、労使協定、就業規則、労働協約、労働組合、不当労働行為、非正規労働者、格差是正、懲戒解雇、 3雇用社会の中で、多様な就労形態、国際化、対等性、労働組合、家族関係、1婚姻、結婚と戸籍、夫婦、内縁、2愛が終わるとき、離婚、離婚と子供、3子育ては誰の責任、実子、養子、子育て、4高齢社会と家族、扶養、介護、成年後見制度、5死後の財産の行方、法定相続、承認と放棄、遺言相続、企業と法、1企業の正体、企業イメージ、古典的商人観、企業的儲け方、株式会社、有限責任、2企業の舵取り、所有と経営の分離、取締役会と代表取締役社外取締役、会社法、3もうけるためなら何でもできるか、所有と経営の分離の再確認、取締役の基本的義務、経営判断の原則と幅、客観的判断、4取締役のペナリティー=損害賠償責任、株主、代表訴訟、小規模閉鎖企業、取引相手、5むなしい企業所有、無機能株主、株式相互持合い、モノ言う株主、6投資家としての株主、株式市場、自己責任、情報開示、紛争の解決、1紛争と法、日常生活、紛争の解決ー裁判、裁判と法、法と日常生活、裁判、2裁判の仕組み、政治と裁判、明治維新から今日、現代裁判の諸原則、実効性、時間との戦い、迅速、弁護士報酬、3紛争解決方法のいろいろ、和解、調停、仲裁、相談、AⅮR、法学フラッシュ、1一般法と特別法2判例法、3法の解釈、4民事責任と刑事責任、6憲法と私たちの生活、7自己決定権、プライバシー権、9個人情報保護、10男女平等、11生存権の保障、12裁判を受ける権利、13外国人と人権、14コンピューター社会と法、魅力ある法の世界へ誘う、

感想

なんといっても大学生の日常経験する出来事を追って構成、民法中心とした法学テキストとなっている点にあり、難しい法の世界から解放される、

まとめ

日常生活と契約、日常生活とアクシデント、雇用社会のルール、家族関係、企業と法、紛争の解決、法学フラッシュを考察、法律は人によって造られ・変えていくもの、

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA