気象学者の目を通して天気のからくりとその不思議さをお話しする、著者は坪木和久、気象学者、北海道大学理学部卒業、名古屋大学宇宙地球環境研究所教授、2017年日本人として航空機によるスーパー台風の直接観測に成功、著書「激甚気象はなぜ起こる」
概要
台風と豪雨のからくり、二百十日―稲と台風の不思議な関係、空に浮かぶCD、日本書紀のあからしまかぜ、台風の暴風域はどこにある洞爺丸台風―危険な温低化、台風の特異日、集中豪雨は大気の破壊 現象、豪雨をもたらす空の種まき、世界最大の川は空にある、台風と大気の河、四季のからくり、 三寒四温と低気圧の理論、暖かくて危険な強風「春一番」、温度がたまると桜が咲く、春に降る暖かい雨、夏の雷はなぜ三日続くのか、猛暑は上からやってくる、霧の彫刻、竜巻とトルネード、真冬の渦巻き「北海道西岸小低気圧」、大雪をもたらす「日本海寒帯気団周束帯」、ドカ雪、地球のからくり、おにぎりと地球、イカロスはなぜ海に落ちたのか、成層圏のベルリン現象」、なぜ台風は赤道を越えられないのか、自由なようでじつは不自由な風、もしも地球が茶筒型だったら、曲がった飛行機雲、地球の傾きと季節の変化、雲のからくり、雨粒はどんな形をしているのか、広重が描いた多様な雨、「雨冠の気象学」、雲はなぜ落ちてこないのか、動かない雲、積乱雲は細胞でできている、スーパーセル積乱雲、「ゆらぎ」が生み出す金平糖と雪結晶、気象への旅、夜明けと夕暮れが一緒に来る町、霜柱と北極圏のピンゴ、パラオの雨と虹、顕微鏡で雲を見る、ひと月に35日、雨の降る島、地球温暖化で台風は増えるか、「白い龍」肱川あらし、台風を予知する宮古島のクモ、未来の天気に挑む、スーパー台風に突入せよ、台風観測は神頼み、スーパー台風が日本に上陸する未来、台風減勢は可能か、新幹線は4次元の世界、悪魔と超水滴、気象学を支える観測、地震と大雨、「それしかないわけないでしょう」、夢、
感想
台風、線状降水帯、低気圧理論と四季、春・猛暑・真冬、丸い地球がもたらすもの、雨冠の気象学、スーパーセル積乱雲、気象への旅紀行、スーパー台風に突入、航空機観測と激甚災害の記録に広げ天気のからくりとその不思議さを伝える、
まとめ
台風と豪雨のからくり、四季のからくり、地球のからくり、雲のからくり、気象への旅、未来の天気に挑むを考察、天気のからくりとその不思議さを伝える、