エジプト文明の王「ファラオ」、神性、王権、来世、ピラミッドを追っていく、著者は馬場匡浩、早稲田大学大学院学術院博士後期課程修了、早稲田大学考古学資料館学芸員、東日本」国際大学客員准教授、著書「エジプト先王朝時代の土器研究」他
概要
背景ー自然環境と歴史概要、1自然環境、ナイル、2古代エジプト、初期王朝、古王朝時代、中王朝時代、第二中間期、新王国時代第三中間期以降、起源ーエジプト文明、1ヒエラコンポリス、先王朝時代のナカダ文化、調査の歴史、2遺跡発掘、土器公房、焼成方法の復元、最古のビール、食品加工、巨大壁体、生産地区へ、3社会の複雑化、墓から見た階層化、エリート、専業化、陶工。、4新たな国家形成論、文化的統合、ビールに重要性、政治的統合、アピドスにの支配者、北方進出、神性―神とファラオ、1神話の世界、古代エジプトにの宗教、世界の創造、ヘリオポリス神学体系、メンフィス神学体系、ヘルモポリス神学体系、人間誕生、オシリス神話、2ファラオの世界、位置づけ、神性、セド祭、戴冠式、マアトの維持、神殿、構成要素、活動、カバ狩り儀礼、王権ー権力とイデオロギーの制度化、1制度としての王権、王権、ファラオ、王権化、2動物儀礼と王権の形成、新たな考古資料、祭祀センターの動物儀礼マアト維持の形成、エリート墓地の動物埋葬、野生動物の飼育、王権イデオロギーの形成、3エリートとファラオの形成、狩猟と権力かれらはどこから来た、ヒエラコンポリス、来世ーその死生観とミイラ、1魂・冥界・再生、二つの魂、冥界で生きる形、場所、太陽の再生復活、ピラミッド・テキスト、再生復活、復活プロセス、2オシリス信仰の興隆、来世の民主化、コフィン・テキスト、死者の書、アム・ドウアトの書、墓とは何か、3ミイラとは何か、語源、起源、製作、憐れなミイラ、ピラミッドーその誕生と機能、1ピラミッドの誕生、最初、初期王朝時代の墓、萌芽、周壁、ピラミッドコンプレックスの誕生、建設場所、古王朝時代の首都と王宮、2階段ピラミッドから真正ピラミッド、崩れピラミッド、屈折、赤いピラミッド、3ピラミッドの絶頂期、ギザ大地の開発、クス王の大ピラミッド、完成当時、大スクインクス、夢の碑文、4ピラミッド・コンプレックスの意味、構成要素、機能、なぜピラミッドとなったのか、権威の強化、5ピラミッド建設にまつわる誤解、奴隷、公共事業、労働者の出勤簿はない、6ピラミッド時代の終焉、縮小してゆく、王権衰勢、政治経済要因、7ピラミッドはお墓、認定、ストロウハルの献身的研究、クス王の埋葬、ファラオの王権の形成、
感想
ナカダ文化の中心ヒエラコンポリス遺跡に注目、動物儀礼の実践がファラオの王権イデオロギーをもたらし、それは使命となった、
まとめ
背景、起源、神性、王権、来世、ピラミッドを考察、王権イデオロギーの制度化とファラオの再生復活を考察、自分で現場を持てるようになれの精神から発掘した王権の形成、