レビュー・サカナ戦争

日本産が鮮魚売り場から消える、メディアが間違えると、政治も間違う、著者は濱田武土、北海道大学大学院修了、北海学園大学経済学部教授、著書「伝統的和船の経済―地域漁業を支えた技と商の歴史的考察」他

概要

1なぜ、日本漁業は衰退したのか、漁業の膨張と衝突・そして停滞しぼむ日本漁業、日本産はバーゲンセール、漁場と市場を奪われた負のスパイラルの正体、2資源管理で迷走する漁業政策、漁業政策のフレーム、資源はだれが管理する、自分たちでも規制する、自主規制と資源管理型漁業、不発に終わったTAC制度の導入、資源管理の考え、漁業者が納得しなければ始まらない、新基準は幽霊、十分な議論がなかった大改革、TAKの矛盾と闇流通、科学的管理がなっていない、外国漁船は、日本のEEZでやりたい放題、TACは外国船対策のはずだったが、漁業外港と内政が資源管理の両輪、北太平洋漁業委員会だけで十分なのか、TACは戦略の科学と割り切るしかない資源管理を絵に描いた餅にしないために、3養殖業救世主か、養殖は漁村への経済対策、開花する養殖、生産量は落ちても生産金額は上昇、加工流通と二人三脚ゴールなき拡大がもたらしたもの、クロマグロ養殖はこうしてはじまった、時代は完全養殖、サーモン養殖という黒船、ギンザメ養殖の再生、日本のサーモン養殖の幕開け、養殖は次世代技術で装置産業になるのか、4激変する魚食と生命線の鮮魚、輸入に左右される私たちの魚食、魚離れの真実、黄金の魚食ブーム、対面販売が鮮魚ブームの肝だった、鮮魚ブームを支えた卸売市場、卸売市場を介した鮮魚流通の仕組み、大手流通・外食チェーンとの関係、卸売市場流通の意義と誤解、卸売市場はもはや不要なのか、チェーン店の拡大と魚食の行く末、家計消費は魚を減らしている、今や家庭内消費の半分が輸入もの、生産物のグローバル化のなかで、存在感が薄れる日本、日本市場が弱体するなかで、5見誤ってはならない漁協の役割、漁協ってどんな組織、漁業権制度と漁協の土台「入会集団」入会集団と地域のルール、漁業権の重なりから見えるローカリズム制度がかわっても問題の本質は変わらない、知られざる漁協の二面性、漁協の前身、漁業組合と産業組合そして漁協へ、農協との違い小さな漁協が多い、農協と漁協の合併事情、入会集団がもつ負の側面、試算表合併という妥協と限界、漁協の二つの顔と組合員の帰属意識、漁場管理と二つのコニュニティ、漁協の指導と対立、なぜ漁協は指導するのか、今のままでは維持できなくなる、稼げる漁場を地域営魚計画で実現する、地域を維持するための事業体制へ、漁村地域の未来を導く漁協の役割、課題とやりがい、終)未来に向けてサカナを日本人に届けるには、

感想

漁業は日本近海と市場を奪われ衰退、資源管理は日本近海に国際協調の仕組みなく、水産政策の改革を実践、養殖は外国企業との価格競争に負け、輸入に左右される魚食、未来を拓く漁村地域での漁協の役割を説く、

まとめ

1なぜ日本漁業は衰退したのか、2資源管理で迷走する漁業政策、3養殖業は救世主か、4激変する魚食と生命線の鮮魚、5見誤ってはならない漁協の役割、を考察、日本近海と市場が奪われ、食卓には輸入が半分の時代を辿る、

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