勲章は、なぜ人を狂わせる力を持ち、力はどのような経緯で乗じたか、そうした疑問を解くため明治・大正・昭和における勲章制度の実態を分析し、人々がどのようにかかわってきたかを考察、著者は刑部芳則、中央大学大学院博士後期課程修了、日本大学商学部教授著書「明治国家の服制と華族」他
概要
勲章の誕生、勲章の夜明け前、要望する向山黄村、薩摩琉球勲章、幻の葵勲章、新政府における序列、天皇と臣下の距離、職員令による位階と席次、勲章設置が遅れた理由、勲章制度の創出、太政官左院賞碑案、メダイル取調御用掛の調査、旭日章の誕生、皇族、皇族に次ぐ叙勲、消えた勲記番号、大勲位菊花大綬賞の制定と伊勢神宮奉納、勲章は民間製造、広がる叙勲、西南戦争と叙勲者の増加、三条実美と岩倉具視、大量叙勲と危篤叙勲、西南戦争の論功行賞、戦争は民間人が勲章を得る絶好機、勲章制度の形成、勲記の完成、勲章授与式、勲等年金令、再発行できる・できない勲記、難航する定例叙勲、賞勲局の議定官、もめる文官への叙勲選考、文官叙勲の実験にの文官叙勲の実施、叙勲条例の制定、公文式による勲記の改定山岡鉄太郎の不満、幻の旭日章案、元勲の証、整備される勲章制度勲章の造設増設、菊花賞を得れば桐花・瑞宝、勲記改定、黒田清隆伊藤博文、明治宮殿で、宝冠章、金鵄勲章、叙勲内則、宮中席次、勲三等以上、返す・返さない、仮記、特別叙勲という例外措置、山田顕義の叙勲、薩長藩閥のバランス、五摂家、天皇との縁戚関係、元勲への道、日清戦争、北清事変、渡辺千秋、菊花賞と桐花章、日露戦争、木曜日、宝冠章、旧藩士、元勲のような、山形有朋と大山巌、福沢諭吉、勲章外交、勲章外交の形成、外国人への叙勲、ドイツ、佩用免許証、勲章贈答、最高勲章、海外渡航前、ハワイ国王、大勲位菊花賞頸飾、宝冠章、玉手箱、親署入りの御真影、勲章外交の展開、人力車夫、手続き方法、皇族派遣、陸奥宗光、ガーター勲章、幻の勲章案、大正時代の変化、官僚以外への対応、ミスの発生大隈内閣と大正大礼、大正三年・四年戦役、瑞宝章、不満解消、下等勲章、盗む人・紛失する人、貴族院と衆議院、菊花賞と桐花章の基準、西園寺公望、冥途の土産、徳川慶喜、原敬、皇族優遇、元老の助言力、摂政の代行という特別措置、大正三年・九年戦役の叙勲、大正天皇の病状悪化、親署未記入、摂政裕仁代行、戦争の拡大と膨大な論考行賞、昭和大礼と不況と事変、勲等年金令の改正、昭和大礼、憲法の番人の不満、実業家の誇り、渋沢栄一、勲賞勲局へ、奉還、済南事件、のらくろ、金日中戦争と鵄勲章、駄菓子屋、満州事変、貴族院と衆議院議員、二・二六事件、日中戦争と論考行賞、勲記書式の改正、勲章授与式、昭和天皇が図案を変更、文化勲章、九段の母、日独伊三国同盟、大日本帝国と勲章制度の終焉、近衛文麿、東条英機、明治時代の総理大臣に見劣り、金鵄勲章の年金制度廃止、多忙を極める賞勲局、戦時下、遅れる論考行賞、太平洋戦争、叙勲者増大による機能不全、近代勲章制度の終焉、現代にまで続く勲章制度の流れ、近代の勲章制度、見えない勲等、
感想
勲章は明治時代に誕生、徐々に広がり、勲章の管理規定も制定、勲章外交発展、大正期には民間に・ミスが発生、戦争の拡大は膨大な論功行賞となって終わりを迎えた、
まとめ
勲章の誕生、広がる叙勲、元勲の証、勲章外交、大正時代の変化、戦争の拡大と膨大な論功行賞を考察、権威と名誉欲の近代史を辿る