レビュー・形而上学とは何か

形而上学とは「根源的」要求をストレートに追及する分野、著者は秋葉剛史、千葉大学大学院人文科学研究院准教授、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学、専門は形而上学、真理論、初期現象学、著書「真理から存在へ-真にするもの・の形而上学」他、

概要

形而上学とは何か、世界の基本秩序、モデルづくりを中心に、世界の見取り図、性質と類似性、性質の重要性、普遍者実在論、類似性唯名論、トロープ唯名論、因果、近接性と先行性、因果の本質、規則性説、反事実条件説、確立上昇説、多元主義と原初主義、部分と全体、全体は部分の総和以上のものか、還元主義と非還元主義、全体が持つ新奇な性質、機能的還元、意識、新たな秩序のなかでの存在、下向因果、「もの」と「こと」、ものが先か・ことが先か、もの主義、事態主義のこと主義、事態は基礎的、もの主義から応答、プロセス主義、支持理由①生物、②素粒子、もの主義から応答、時間と様相、無に支えられる実在、時間と様相、可能世界という概念、可能主義への批判、現実主義(代用主義)、循環、二種類の時間、B理論、A理論、人の同一性、身体の連続性、身体説へ異論、心理的連続性、心理説への異論、ハイブリッド説、概念工学、自由、自由は実在するか、近代以降の決定論、リベット実験、自由懐疑論証、決定論、自由テーゼ、自由意思論、余地両立論、フランクファースト型事例、源泉両立論、自由なき世界のゆくえ、

感想

性質と類似性、因果、部分と全体、もの・こと、時間、人の同一性自由を取り上げ、きわめて人間らしい欲求を追求した、充実した思索の入門書である、

まとめ

形而上学とは何か、性質と類似性、因果、部分と全体、「もの」と「こと」、時間と様相、人の同一性、自由を考察、形而上学を通じて充実した読書と思索の時間を過ごしてほしい

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