レビュー・哲学は何ではないなか

差異の哲学、スピノザ「エチカ」から哲学とは何かを考える、著者は江川隆男、立教大学特別専任教授、専門は哲学、倫理学(スピノザとドウルーズ)、著書「存在と差異ードウルーズの超越論的経験論」他

概要

哲学は何ではないのか、1問題提起、2反時代的な哲学として、較する思考の問題点、1存在論と価値観2否定する存在論、3囲い込まれる存在について、前ー哲学的な思考、1強度のエチカ、実践としての差異、3無神論者の両義性、ニヒリズムという定め、1人間本性の宿命について、2脱ニヒリズムは可能か、差異の肯定に向かって、1別の仕方で思考する存在論へ、2存在の一義性の最初の思考様式、3未来の哲学―鏡をもたない思考、4存在の一義性の系譜学について、抜け出すべき地平ー実体・関係・力を問う、1実体中心主義から関係の第一次性へ、2内在主義について、3歴史上、時代はすべてモダンである、人間の能力と感覚、1擬人化された人間の諸能力、2諸能力の差異についての別の思考様式、3対象性としての諸能力、4感覚と身体、内在性に諸問題、1身体と対象性、2)二重性の批判、3多孔質的脱構築の思考、

感想

思考、二領域、差異の認識、存在と価値、内在性の哲学、ニヒリズムの認容、否定―能動、存在の一義性へ、目的としての鏡から解放差異の肯定、関係主義、時代はすべてモダン、発生的要素の出会いから諸能力の総合、表現とは問う力を持つ問題、時間は運動に従属する、精神と身体という二つの項が「多孔質な問いを形成、差異の肯定としての内在性哲学を展開、思考の解放をめざす、

まとめ

哲学は何ではないのか、比較する思考の問題点、前ー哲学的な思考様式、ニヒリズムという定め、差異の肯定に向かって、抜け出すべき地平、人間の能力と感覚、内在性の諸問題、結論・差異のエチカを考察、スピノザ「エチカ」差異の哲学、思考の解放を説く、

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA