正法眼蔵・身心学道の巻をセミナー形式で読む、著者は末木文美史、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東京大学名誉教授、専門は仏教史、著書「日本宗教史」
概要
正法眼蔵をどう読む、1正法眼蔵に挑戦する、2道元という人、3正法眼蔵をどう読むか、正法眼蔵の根本思想と身心論、1道元思想の根本構造、2身心学道を読む、3心から出発する、心という通路、1学道としての心、2山河大地としての心、3心は世界を超出する心は未知へと開かれる、1多様な心を掘り下げる、2一度に扉が開かれる、真実の身体とは、1身体によって学ぶ、2真実の身体とは何か、生死にありて学道す、1生死こそ真実の身体、2生死にありて学道す、3身心学道を中心として見た道元の思想と実践、真理は語り得るか、1正法眼蔵の根本思想・再考、2真理は表現可能である、3語り得るとはどういうことか、4二つの古人の言葉と働き、5無理会話と道得、観音の手眼は如何にはたらくか、1碧巌録と道元、2雲巌大悲手眼の公案、3碧巌録における観音の手眼、4正法眼蔵における観音の手眼、5古則解釈の両方向、
感想
正法眼蔵の根本思想は身心学道、山河大地としての心、生死こそ真実の身体を読み取り、坐禅を中心とした実践により仏の世界を体得していく、行仏威儀、行持では活動と継続が説かれている、
まとめ
正法眼蔵をどう読むか、正法眼蔵の根本思想と身心論、心という通路、心は未知へと開かれる、真実の身体とは、生死にありて学道す、真理は語り得るか、観音の手眼は如何に働くかを考察、正法眼蔵の根本思想と、根本思想再考による道元の実践の哲学に迫る、