教師アランの教え、二度の大戦を生きた、ひとはなぜ戦争をするのか、情け容赦なく存在する、煉獄にとどまる、いまアランを読む、著者は田中祐理子、神戸大学大学院国際文化学研究科教授、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、専門は哲学・科学史、著書「病原菌の歴史」他
概要
共和国の申し子、1エミール・シャルティエ、城壁と草原と馬、2)1868年に生まれて、ナポレオン帝政の終焉、
王党派と共和国、書物3フランス第三共和制と哲学教師たち、ペルシュロンの旅立ち、教師ラニョーとの出会い、なぜプロポで語るのか、1哲学教師シャルティエの出発、パリ高等師範学校と哲学者サークル、2反乱とジャーナリズム、ドレフェス事件、ロリアン新聞、3アランのプロポ、便箋二枚・毎日、馬の痛みと信じ込み、哲学とプロポ、第一次世界大戦と「マルス裁かれた戦争」、1プロポと戦争、プロポの自在さ、開戦と入隊、2志願兵シャルティエの戦争、シャルティエの戦場とアランのプロポ、精神と情念に関する81章「芸術の体系」「マルス」3戦場でアランが見たもの、死んだ兵士の嘘、4憤怒の兵卒が砲弾になる仕組み、方法としての侮辱、鏡でしかない知性の時代へ、1賢者との対話、未曾有の体験、ツルハシめぐる会話、2原因と必然の知、賢者の怒り、狂信と悲劇、世界大戦を説明、3人間が生み出したものを人間が支配される、誰も始めなかった戦争、戦地の人間第二次世界大戦との戦い、1戦後の日々へ、教師アランと教え子たち、第一次大戦の顛末、2アランの反戦主義と戦間期の政治状況、戦勝国の首都パリで、すでに戦争状態にある者に向け、国際連盟、誓わねばならない、3大戦の再来、1930年代へ、反ファシスト、第三共和制フランスの敗北、煉獄の思想、1アランの日記、2018年のアラン・スキャンダル、ヒットラーを読む、反ユダヤの自問、2われわれの自由たる神に向かう思考、痛みと悲しみの日々、祈り、純然たる急進主義者スピノザと共に、3精神として・目を覚まし続けなくてはならない、大戦の終わり、ヴェイユを読む、考えるとは否と言うこと、真の哲学者アラン、
感想
哲学教師シャルティエ、反乱からアランの「プロポ」へ、志願兵シャルティエ「マルス」、知性は鏡でしかない、国際連盟の役割と困難、煉獄の思想、精神として目を覚ますことに感銘、
まとめ
共和国の申し子、なぜプロポで語るのか、第一次世界大戦と「マルス」、鏡でしかない知性の時代へ、第二次世界大戦との戦い、煉獄の思想を考察、「われわれの自由」たる「神」に向かう思考に辿るアランの生涯を辿る、