日本の古代・中世・近世に的を絞り、日本の伝統文化・伝統的思考の中で、人が蜘蛛を見る心の変遷を探る、著者は野村育世、日本中世史研究者、東京蜘蛛談話会会員、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、女子美術大学高等学校・中学校教諭、著書「北条政子ー尼将軍の時代」他
概要
遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛、1蜘蛛はどんな生き物か、2蜘蛛の考古学、世界の神話の蜘蛛、敵の名は土蜘蛛、1征服神話の中の蜘蛛たち、2土蜘蛛は蔑称か、蜘蛛に寄せる恋1蜘蛛に寄せる恋、2東アジアのめでたいしるし、3蜘蛛と七夕、5空を飛ぶ蜘蛛、1雪越えー空飛ぶ蜘蛛の発見、2漢詩と和歌に詠まれた有糸、3「かげろふ」をめぐる混乱、4「かげろふ日記」の「かげろふ」とは何か、5十二単を飾る糸ゆふ、蜘蛛は神仏のお使い1蜘蛛は知る者・賢い者、2あの人も蜘蛛に助けられた、妖怪土蜘蛛登場、1蜘蛛嫌いの萌芽、2寺蜘蛛の登場、3よみがえった土蜘蛛、民俗と遠い記憶、1相撲を取る蜘蛛、2蜘蛛の昔話、3夜の蜘蛛・朝の蜘蛛、おわりに・蜘蛛は共に生きる仲間、
感想
蜘蛛はどこにいるのか、古代まで遡り、蜘蛛のイメージの変遷を辿ったもの、蜘蛛との関わりを復元させた、
まとめ
遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛、敵の名は土蜘蛛、蜘蛛に寄せる恋の歌、空を飛ぶ蜘蛛、蜘蛛は神仏のお使い、妖怪土蜘蛛登場、民俗と遠い記録を考察、蜘蛛との関わりを描く、