江戸時代のハイテク・イノベーター列伝

本書は江戸時代の日本で活躍した技術者の物語、中堅からベテラン技術者テクノ未来塾の塾生の調査活動記録である、著者は阿部敦、出川通、市川浩司、岩堀伸彦、福井清、中瀬敬子、都築正詞、折田伸昭、川島卓也、竹下大学、中谷康雄、望月学、宗像基浩

土木、数学、天文,暦、地理

角倉了以・素案ー近世日本のイノベーティブ・アントレプレナー、吉田光由ー日本の理系学問の祖、関孝和ー世界が驚く日本の数学者、渋川春海ー囲碁と暦学のパラレルキャリア、大畑才蔵ー藩主徳川吉宗の紀州藩から発展した測量土木、伊能忠敬ー江戸時代の自分らしい人生の選択、松浦武四郎ー北海道の名付け親、土井利位、田辺朔朗、

生物、植物、食物

青木昆陽ー蘭学の祖、伊藤圭介ー日本植物学の始祖、伊藤伊兵衛、植村佐平次、小野蘭山、中島藤右衛門、南方熊楠、

医学、薬学

田村藍水ー朝鮮人参の国産化を実現した立役者、廣瀬中庵ージェンナーよりも前に天然痘予防法を著作、杉田玄白ー江戸のプロデューサー、華岡青洲ー世界初の全身麻酔外科手術を実現、緒方洪庵ー五社として・教育者として、貝原益軒、楠本イネ、

物理、機械、からくり、電気

平賀源内ー江戸のレオナルドダヴィンチ、飯塚伊賀七ーからくり伊賀、橋本宗吉ー日本の電気学と浪速の蘭学の祖、国友一貫斎ー星の名前にもなった近江のダヴィンチ、田中久重ーからくり儀右衛門、大野弁吉ー元祖日本の万能エンジニア、細川半蔵・頼直、本木昭昌造、

化学、鉱物、鉱山、金属、製鉄

宇田川榕菴ー日本の化学の草分け、川本幸民ー万能の科学者、大島高仁ー近代製鉄の父、上野彦馬ー日本初の実践科学者、司馬江漢、木内石庭、宮太柱

航空、造船、鉄道、大砲

浮田幸吉ー世界に先駆ける鳥人、高島秋帆・池辺啓太ー攘夷と佐幕の狭間のイノベータ、江川英龍ー幕末を駆けた敏腕テクノクラ―ト、佐久間象山ー幕末に科学技術立国をめざした和魂洋才の戦略家、井上勝ー「鉄道の父」はイギリス仕込みの熱きジェントルマン,二宮忠八ー日本の航空界のパイオニア、前原功山、中島三郎助

ソーシャルデザイン、オープンイノベーション

鍋島直正ー日本の植民地を最も危惧した佐賀のお殿様、阿部正弘ー危機における人材育成策に学ぶ、小栗上野介忠順ー徳川慶喜とも喧嘩‣忖度を放擲し自己主張を貫いた幕臣、榎本武揚ー幕府への忠節を守り・明治の国際人としての国家建設を支えた我慢の人、佐野常民ー造船所建設から日本赤十字まで創設したマルチ人間、吉雄耕牛,志築忠雄、

まとめ

本書はNPOテクノ未来塾の10年間のプロジェクト活動をまとめたもの、7つの分野に分け、取り上げ理由・人物紹介、フィールドガイドで構成、足跡を辿りより深い理解をねらった、

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